ヴィクトリア朝イギリスを舞台にした映画のまとめ その3

●19世紀後半

80日間世界一周(1956)
1872年、ヴィクトリア女王治下の英国ロンドン。典型的な英国紳士でリフォーム倶楽部の会員フォッグ氏は、仲間の会員と80日間で世界一周できるかという賭けをした。掛けの発端は、倶楽部の一員、英蘭銀行の頭取氏が大金を強奪され、そんな大胆な泥棒なら今頃は海外に逃げているとフォッグがいったことにあった。飛行機も汽車もない時代、会員諸公は無謀過ぎだといったが、フォッグ氏はパスパルトーを従者にロンドンを出発。
#100年前の世界観光映画。

プレステージ(2006)
19世紀末のロンドン。二人の天才マジシャン、華麗なパフォーマンスを得意とする“グレート・ダントン”ことロバート・アンジャーと、卓越した想像力を持つ“THE プロフェッサー”ことアルフレッド・ボーデンは、お互いを尊敬するライバル同士。彼らは情熱のすべてを注いで、イリュージョンの腕を競い合っていた。しかしある日、アンジャーの愛妻であり助手のジュリアが、脱出マジックの失敗で死亡してしまう。
#ミステリかと思ったらSFだった。

シャンハイ・ナイト(2003)
武術の達人チョンと、お調子者の山師ロイは、かつて紫禁城の姫君を誘拐から救った名コンビ。アメリカで保安官をしているチョンの元に、妹のリンから、中国の父が殺害され一族が守ってきた秘宝が奪われたとの知らせが届く。リンは仇の後を追って英国に渡り、妹の身を守るためチョンもまた、ロイとともにロンドンを目指す。その頃、ビクトリア女王の統治下、世界に君臨していた英国では国を揺るがす陰謀が進行していた……。
#ハリウッド的ヴィクトリア朝活劇!おすすめ。

リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い(2003)
1899年、ロンドン。英国銀行が世界征服を企む鉄仮面のリーダー“ファントム”率いる謎の軍団に襲撃された。一味は金品には手をつけず、古い海上都市の設計図面だけを盗んでいった。危機感を感じた英国政府は世界大戦の勃発を防ぐため、冒険家アラン・クォーターメインに対抗チームの招集を依頼。かくして、クォーターメインのもとにトム・ソーヤー、透明人間ロドニー・スキナー、ジキル&ハイド、ネモ船長、不死身の男ドリアン・グレイ、ヴァンパイアのミナ・ハーカーという強者たちが集い、7人の超人同盟“ザ・リーグ”が結成される。
#ヴィクトリア朝版スパロボ。

●20世紀前半

タイタニック(1997)
あらすじ:
現代。タイタニック号引揚げ作業の責任者ラベットが、タイタニック最大の秘宝と伝えられるダイヤモンド“ハート・オブ・ジ・オーシャン”を身につけた若い美女のスケッチ画を発見。そのニュースをテレビで見た101歳のローズが、絵のモデルは自分だと名乗り出る。悲劇の航海の様子が、ローズの口から語られる……。
#タイタニック号を舞台にしたシナリオはこちら


アラビアのロレンス(1962)
1916年、英国陸軍カイロ司令部に勤務中のロレンス少尉は、三ヵ月の欠勤許可をもらった。理由は、現在トルコに対して反乱を起しつつあるアラブ民族の情勢を確かめることにあった。早速ロレンスは灼熱の砂漠の中を反乱軍の指揮者フェイサル王子の陣営に旅立ったが、途中、同じ民族が血を流しあうのを見て愛想をつかし、ハリス族首長アリの案内申し出を断った。
#映像が凄すぎる。おすすめ。

マイ・フェア・レディ(1964)
イライザは花売り娘だ。うすら寒い三月の風の中で声をはりあげて売り歩く。ある夜、ヒギンス博士に言葉の訛りを指摘されてから、大きく人生が変った。博士の家に住み込むことになったのだ。だが、今までの色々の苦労よりももっと苦しい難行を強いられた。何度も同じ言葉を録音するのだ。博士の家に同居するピカリング大佐は親切で優しい。ある日、イライザの父親ドゥリットルが娘を誘惑されたと勘違いして怒鳴り込んだが、貴婦人になる修業をしていると聞いて喜んだ。
#オードリーかわいいよオードリー。

 

 

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