●貴族
図説 英国貴族の暮らし 新装版 (ふくろうの本)
田中亮三 (著) 河出書房新社 2015
華麗なる英国貴族のライフスタイル! レイディーの暮らしは? 執事、ハウスメイドなど、使用人たちの世界、上流階級の人々の現実の生活の今と昔を美しい図版でたどる。
#貴族を知るならまずこれ。
図説 英国貴族の城館―カントリー・ハウスのすべて (ふくろうの本)
田中 亮三 (著), 増田 彰久 (写真) 河出書房新社 2008
貴族たちはどのような部屋で、どのような暮らしを営んできたのか。華麗なる邸宅内部から、花咲き乱れるガーデンまで!英国文化の精華、貴族の館の全貌一挙公開。ダイアナ妃、チャーチル、シェイクスピア、サー・ウォルター・スコットゆかりの城館満載!執事やメイドの世界から英国王家まで、英国貴族のすべてがわかる…完全ガイド。
#貴族の家をもっと知るならこれ。
図説 英国貴族の令嬢 (ふくろうの本)
村上 リコ (著) 河出書房新社 2014
栄華をきわめた19世紀から20世紀初頭の英国、由緒正しい貴族の家に生まれた令嬢たち、壮麗な大邸宅、贅沢なドレス、狩猟に晩餐、舞踏会―華やかに見える彼女たちの日常、その裏側の現実は―?
#貴族のレディをもっと知るならこれ。
図説 英国執事 貴族をささえる執事の素顔 (ふくろうの本/世界の文化)
村上 リコ (著) 河出書房新社 2012
幻想に包まれた「英国執事」。その歴史と現実の生活をさまざまな図像と資料を用いて明らかにする、初めての一冊。古き良き時代の、貴族と男性使用人たちの生活とは? 何を思い、どんな仕事をしていたの? 何時に起きて、給料はいくら? 出世の道は? 恋や結婚は? 御主人様や奥方様とのあやうい関係? ときには犯罪に走ることも……?
#貴族の男性使用人をもっと知るならこれ。
●下層階級
ヴィクトリア時代 ロンドン路地裏の生活誌〈上〉
ヘンリー・メイヒュー (著), ジョン・キャニング (編集) 原書房 2011
一九世紀ロンドン、ヴィクトリア時代―階級社会の最下層で暮らす労働者たちの貧困、生きることへのどん欲さ、諍(いさか)い、笑い…庶民のリアルな姿と肉声をつぶさに観察、克明に描いた英国生活誌の不朽の名著。
#当時ならではの職業を一覧できる。
ドレのロンドン巡礼 天才画家が描いた世紀末
谷口 江里也 (著), ギュスターヴ・ドレ (著) 講談社 2013
ドレだから描けた“絶頂期”の大都市の「光」と「影」。競馬、ボートレース、動物園、阿片窟、賭博場、シティ……シャーロック・ホームズ、切り裂きジャックの時代へ。1870年代、社会の劇的変化の中で、ロンドンの人々はどのように生きたのか。現代の日本に生きる我々が見るべき版画180点収録!
#ロンドンの混雑具合がよく分かる。
19世紀のロンドンはどんな匂いがしたのだろう
ダニエル プール (著), Daniel Pool (原著), 片岡 信 (翻訳) 青土社 1997
オースティンの食卓、ディケンズの炉辺。ようこそ19世紀の英国へ。プディングはどうしてイギリス人の大好物になったのだろう。市場で妻を売る話は本当にあったのか。社交界、セレモニー、エチケット、狐狩り、服装、セックス、救貧院など、19世紀イギリスの風俗と習慣を描いた百科全書。付―ヴィクトリア朝小説を読むための手引き。
#絶版本なので図書館で探そう。
●その他
コナン・ドイル伝
ダニエル スタシャワー (著) 東洋書林 2010
アメリカ探偵作家クラブ賞を受賞したにもかかわらず、刊行後10年を経てなお邦訳の機会に恵まれなかった充実の評伝が今ここに!良質のパスティーシュ作品をものする筋金入りのシャーロッキアンたる著者と、最新のホームズ個人全訳をなしとげた訳者による決定版。
#コナン・ドイルは医者でスポーツマンで探偵で政治活動家で心霊主義者で、ついでにホームズ物語の著者です。
ヴィクトリア朝時代のインターネット
トム・スタンデージ (著), 服部 桂 (翻訳) NTT出版 2011
世界をつないだ電信（テレグラフ）の秘密。19世紀における電信の発明は、とてつもない距離を即時に越えるコミュニケーションを可能にした。それは、現代のインターネットに勝るとも劣らないインパクトを西洋社会にもたらした。本書は、知られざる歴史資料や当時のエピソードをちりばめて、近代の幕開けに電信がもたらした社会変化を描きだす。
#電信にまつわる四方山話。
19世紀絵入り新聞が伝えるヴィクトリア朝珍事件簿―猟奇事件から幽霊譚まで
レナード ダウリース (編集) 原書房 1998
ゴシップ紙が語るヴィクトリア朝の好奇心。アヤシイ事件の臭いをかぎつける新聞記者がイギリス国内のみならず世界各地のオドロキの事件を伝えた絵入り新聞集。
#「気球に乗りながらの決闘」など、びっくりするような事件を多数収録。
