ヴィクトリア朝イギリスを舞台にした映画のまとめ その1

●18世紀(ヴィクトリア朝っぽいということで……)

嵐が丘(1992)
ヒースが咲き乱れる英国ヨークシャーの丘、“嵐が丘”と呼ばれるその丘に住む農場主アーンショーには息子ヒンドリーと娘キャシーがいた。ある日アーンショーはジプシーのみなし子ヒースクリフを神からの授かりものだと言って家に連れ帰る。父の死後、ヒンドリーは、ヒースクリフを下男として冷酷に扱いはじめる。ヒースクリフにとっての心の支えは美しい娘に成長したキャシー一人だった。
#田舎貴族の屋敷と荒野と苛烈な男の復讐劇。おすすめ。

ある公爵夫人の生涯(2008)
18世紀後半のイギリス。貴族の娘ジョージアナ・スペンサーの結婚が決まる。相手は裕福な貴族、デヴォンシャー公爵。母レディ・スペンサーから婚礼のことを聞かされ、新生活に胸を弾ませるジョージアナ。だが、その期待はすぐに裏切られる。歳の離れた夫の関心事は後継者の男子の誕生だけで、彼女には愛情を示さなかったのだ。
#(いろいろな意味で)華々しい貴族の生活。

●19世紀前半

ヴィクトリア女王 世紀の愛(2009)
19世紀のイギリス。ウィリアム国王は、いつ倒れてもおかしくない状態だった。多くの者が、国王の姪で王位継承者のヴィクトリアを操り、権力を手に入れようと画策していた。夫の死後、個人秘書ジョン・コンロイと深い仲にあったヴィクトリアの母親ケント公爵夫人は、彼の言うままに、娘に摂政政治を認めさせようとする。
#絢爛豪華な暮らしと建物と衣装。

ジェーン・エア(2011)
両親を亡くしたジェーン・エアは、引き取られた伯父も亡くし、その妻と息子のいじめに遭う。寄宿学校では教師たちから虐げられるなど孤独で不遇な幼少時代を経て、ジェーンは前向きな心と自由な生き方を追求する。学校卒業後、ジェーンはソーンフィールド館の家庭教師となる。屋敷の主の姿を見ぬまま3カ月が経ったある日、見知らぬ男の馬を驚かせて落馬させてしまう。その男こそ、屋敷の主ロチェスターだった。
#田舎貴族の恋愛:ハッピーエンド(?)編。

オリバー・ツイスト(2005)
19世紀の英国。孤児として育った9歳のオリヴァー・ツイストは、救貧院を追放され、奉公先の葬儀屋サワベリー氏の家でも理不尽ないじめに遭い、そこを逃げ出してしまう。10歳になったオリヴァーは一週間歩き通してロンドンを目指すが、やっと郊外にたどり着いた時、飢えと疲れで一歩も動けなくなっていた。
#ロンドン下層階級の暮らしを知るならこの作品。

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師(2007)
19世紀のロンドン。フリート街に、ベンジャミン・バーカーが帰ってくる。かつて街の理髪師として妻と娘に囲まれ幸福な日々を過ごしていた彼は、妻に横恋慕した悪徳判事ターピンの陰謀によって無実の罪を着せられ流刑となっていた。脱獄に成功した彼は風貌を変えて“スウィーニー・トッド”と名乗り、15年ぶりに舞い戻ったのだ。しかし、彼を待っていた事実は残酷だった。愛する妻は毒をあおり、娘はターピンの養女となって幽閉されているという。
#床屋とパイ屋の嫌なコラボレーション。

●19世紀後半

シャーロック・ホームズ(2009)
1891年のロンドン。名探偵シャーロック・ホームズは、相棒のジョン・ワトソンとともに新たな難事件に挑むことになる。それは、貴族でありながら秘密結社を結成し、魔術で世界を操ろうと企むブラックウッド卿を捜し出して捕まえるというものだった。だが、非情な野心とずば抜けた頭脳を持つブラックウッド卿は、ホームズとワトソンにとって恐るべき相手であった……。
#ヴィクトリア朝版ルパン三世。おすすめ。

シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(2011)
ヨーロッパで連続爆破事件発生。天才的な頭脳を持つ名探偵ホームズは、皇太子が殺害されたと推理。ホームズの前に立ちはだかるのは、モリアーティ教授。この事件は首謀者モリアーティ教授によって画策された、より大きな犯罪のパズルの一つにすぎなかったのだ。事件の捜査を進めるホームズは、鍵を握るジプシーの占い師シムに出会う。ホームズ、ワトソン、シムの3人はイギリス、フランス、ドイツ、そしてスイスへと次々に大陸を横断して捜査を進めるが、次第に危険度を増してゆく。
#前作からアクション分マシマシに。

 

 

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